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プラザ・アフタヌーンジャズVOL.7を開催しました

こんにちは。川崎市民プラザ 文化事業担当です。
7月9日(土曜)に「プラザ・アフタヌーンジャズVOL.7」を開催いたしました。

今回は嶋津健一トリオとジャズ・クラリネット奏者の谷口英治さんをスペシャルゲストとしてお迎えしました。

画像 プラザ・アフタヌーンジャズVOL.7の様子
嶋津健一トリオは、リーダーの嶋津健一さんの大人の余裕を感じさせる軽やかなピアノとジャンボ小野さんの太く柔らかなベース、そして今村健太郎さんのフレキシブルなドラムによる見事なアンサンブルでした。
オープニングを飾った嶋津さんのオリジナル曲「Old Timer's Rag」は、「古臭くたっていいんじゃない、楽しければ」という曲だそうです。その言葉の通り、どこか懐かしいメロディーと愉快なアンサンブルは、嶋津さんの音楽を映し出しているようでした。
画像 プラザ・アフタヌーンジャズVOL.7の様子
そして、スペシャルゲストの谷口英治さんのクラリネットの音色が加わり、3曲目の「いそしぎ」では、日中とは思えないほどのムード満点な雰囲気に、思わず会場の全員がうっとりしていました。
今回で7回目となる「プラザ・アフタヌーンジャズ」ですが、木管楽器(サクソフォーンも木管楽器ですが)の登場は初めてでした。
そもそも「ジャズ・クラリネット奏者」というのが珍しいそうで、谷口さん曰く、関東でも両手で数え切れるほどしかいらっしゃらないそうです。
柔和な音色とコロコロとした音運びは明らかに金管楽器のそれとは異なり、聴く人をご機嫌な気分にさせてくれました。
画像 プラザ・アフタヌーンジャズVOL.7の様子
シリーズの回数を重ねるにつれて、ジャズのスタンダードナンバーから同じ曲が演奏されることも増えてきましたが、そんなところもジャズの面白いところですね。
毎回全く異なる演奏、アレンジ、アドリブのソロが聴けて、同じ曲、同じテーマであっても新鮮な気持ちで聴くことができます。
今回ご来場のお客様からも「ピアノの音色が宝石のよう」「選曲が素晴らしい」などなど、メッセージがたくさん寄せられました。

次回は、日本のジャズを開拓した立役者、佐藤允彦率いるトリオが登場です。
2022年9月10日(土曜)の『プラザ・アフタヌーンジャズVol.8』でまたお会いしましょう。

文化事業担当より